こんにちは。
今回の記事の担当のゴトウです。
本日も雨が降り続いていますね。
梅雨の便りはまだかなと思うこの頃ですが、
お洗濯に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
匂いやカビ問題、乾かないや、乾燥機で縮んでしまったなど。
実は、接客をしていて一番多いのが取り扱い方法だったりします。
そこでおさらいのため、夏の代表的な素材の特徴を一覧にしてみました。
主婦の方は、ご存知の方も多いと思いますので、
恐縮ですがお付き合いください。
よく、素材のサイトでもご覧いただくことが多いと思いますが、
こちらは、改めて私がまとめたものになります。
こうまとめてみると、完璧な素材はないなあと感じます。
そんな中で私たちSUZUKI SHOTENでの取り扱いに天然繊維が多いのかを
お話できたらと思います。
私の中で、梅雨や夏にお勧めしたい素材は断然、麻素材です。
とにかく涼しい。
肌当たりもカラッとして、何より早く乾き衛生的。
デメリットに挙げられている毛羽立ち、フシ、白化……これらは麻特有の味だと
思っています。
ゴワつきが苦手とおっしゃる方もいますが、
着ていくごとに柔らかくなっていくのも魅力ですよね。
唯一の難点はシワでしょうか。
それにはこれが解決してくれます。
そう、洗濯糊。
花王さんの回し者じゃないですよ。
販売メーカーも少なく柔軟剤人気に押しやられて、販売コーナーを見つけるのも大変です。
こちらをすすぎ中に好みの分量使用するとパリッとアイロンいらずになります。
続きまして、Tシャツについて。
綿はTシャツ素材の代表格ですが、同じく化学繊維のポリエステルにポリウレタンを混紡した素材も出てきていますね。
熱に強くシワになりにくいポリエステルは、乾燥機付きの洗濯機を気兼ねなく使用できる点が良いところです。
ただ、耐久性という観点だと、綿には劣ります。
ポリエステルは、油汚れを吸着します。
しかも一緒に洗濯した他の汚れまで吸着してしまいます。
そのため、独特な匂いが残ってしまうのです。
あとは、一緒に混紡されているポリウレタン。
要は、ヘアゴムのようにだんだんと弾力がなくなってしまうため、
2年ほどしか着られません。
また、アロハシャツやワンピースにも多い、レーヨン。
美しい光沢とドレープ性でシルクのような風合いが魅力の素材です。
こちらは、水洗いすると縮み、シワくちゃになってしまうところが難点。
自宅で洗濯できないことが多いため、注意が必要です。
そして、
綿はというと、縮みやすいため乾燥機が使えません。
シワになりやすいため、干す時も気を使います。
色も退色しやすいなどの欠点があります。
しかし、綿の良いところは抜群の吸湿性です。
そして、汚れの落ちやすさ。
経年変化していくと、渇いた質感になります。
質の良い綿や編み方で作られた綿素材は、この経年変化に差が出ます。
均一な毛羽感と目の詰まり方が、とてもかっこよくなっていきますよね。
ゆっくりと時間をかけて編まれると無理な負荷がかからないため、耐久性に優れた
着心地の良い素材が生まれます。
とは言っても、雨ばかりで乾かない!
という切実な悩みもあると思います。
そこで、ちょっとしたコツをまとめました。
もう、いかに濡れている時間を減らせるかの勝負です。
特にテニスボールは万能で汚れを叩いて落としてくれるのと、
ポリエステルという素材が、匂いや汚れを吸着してくれます。
早く乾かしたい時もバスタオルの代わりにテニスボールを入れるのもありです。
匂いが気になると、抗菌力の強い洗剤を使いがちですが生地を傷めることが多いので
注意が必要です。
ぜひ、参考にしてくださいね。
引き続き、洗濯について書いていけたらと思っていますので宜しくお願いします。
最後までお読みくださり、ありがとうございましたー。
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